海の環境微生物学
12 月 22nd, 2008
お腹が空いてきました、zoobioです。
今回は海洋生物に関する本を紹介したいと思います。
1章 環境微生物学の基礎
2章 海洋の生物環境における微生物の役割
3章 特定環境における海洋微生物の役割
4章 海の富栄養化の現状
5章 人工有機化合物による海洋汚染の現状と水生生物への影響
6章 海洋環境の保全のための微生物による環境修復
7章 組換え微生物の環境放出の防止
微生物はその名のとおり微細な生物で、原核生物や真核生物、ウイルスやワムシのようなごく小型の動物も含まれています。
その役割は、植物のように光合成するものや生物の死骸などの有機物を分解するもの、大型の微生物では小型の微生物を捕食するものなど様々です。
その中でも私の研究上での注目は、分解者としての微生物で、その過程は有機物から無機物へ変化させることやさらに海水中の酸素を消費することなど、海の物質循環の一部を担っています。
特に近年の環境問題の一つである貧酸素水塊は、微生物の活動がポイントとなります。
本書では、海の物質循環を考える上での微生物の活動に関して詳しく論じられていまして、環境修復へのアプローチも提案されています。
海の微生物を勉強したいと考えている方に紹介したい一冊です。
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