海洋微生物の分子生態学入門
12 月 23rd, 2008
今日もお酒を嗜んでいます、zoobioです、こんばんは。
今回は、前回紹介した海の環境微生物学に関連する本を紹介したいと思います。
1 海洋微生物学の発展の歴史(一般微生物から海洋微生物へ海洋微生物の発見(ゾベル、1946) ほか)
2 海洋生態系における微生物を中心とした食物連鎖と食物網(海洋の生物生産栄養段階のピラミッド ほか)
3 物質循環における微生物(炭素サイクル窒素サイクル ほか)
4 海洋微生物のプロフィル(海洋ファージとウイルス海洋細菌 ほか)
5 海洋の環境特性と海洋微生物(海水の塩分環境と海洋細菌海洋の低温環境と海洋細菌 ほか)
サブタイトルが「生態学の基礎から分子まで」となっているとおり、微生物に特化しつつ幅広い内容です。
微生物学の歴史から始まり、微生物の発見から近年の種の分類やタンパク質の解析など網羅されています。
メインの話題は、微生物を介した物質循環で、分解者としての役割や種の環境耐性とあります。
最後はやはり近年問題視されている赤潮で、その原理と個体群動態について綴られています。
微生物に関してはあまり取り組んだことがありませんでしたが、この本は非常に読みやすく、入門書として価値が高いように感じます。
大学生や大学院生などの教科書として十分役割を果たせそうです。
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