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久々に格安パソコンを組んでみた

2 月 23rd, 2009

先日、大学院時代の後輩から修了と同時にパソコンを新調したいとの打診が舞い込んできました。表面的には、「しょうがないなー」と言いつつも「久々にパソコンが組めるぜ」とウキウキしながら、仕事の合間にパーツの選択などを進めてきました。ただし条件が非常に厳しく、かつノートパソコンもデスクトップも欲しいとのことで、予算はなんと6万円まで!

いやー燃えました。まじで燃えました。そんな予算でどうすんの?って感じでしたけど、無事ノートパソコンとデスクトップパソコンを揃えて納品を終えたところです。

ノートパソコンについては、手持のあまり使っていなかったASUS S5200(S5N)があったので、それを譲ることを想定していました。最近ではネットブックがたくさんありますが、それでも4万程度はするので、それ以外選択肢がなかったことも理由の一つです。またCDドライブが内臓されていないので、余っていたPLEXWRITER 52/24/52Uと、ノート用に使っていたマウス(Microsoft Wireless Notebook Optical Mouse 3000)もおまけにプレゼントすることに決めました。

さて、問題はここからです。上のノートパソコン一式は、がんばっても2万円ぐらいかなって考えると、残り4万円…。本体のみなら、安いパーツを探せば問題無いと考えていましたが、ディスプレイもOSも欲しいとのこと。さすがに新品パーツでは組めそうになかったので、手持の余っているパーツを引出して組むことにしました。

ちょうど、妻の実家から壊れたと言って回収してきたAthlonXPを搭載したパソコンが転がっていました。もう7年ぐらい前?にzoobioが組んだ代物で、ちょうど17inchディスプレイも付属で余っていました。もうこれをゴニョゴニョするしかないと思い、さっそく構成を考えました。

中身を見るとAthlonXP1400+で、もうなんとも使えそうにないCPUが搭載されていました。これはもうCPUをできるだけ現代のものにするしかない。ただし、最近のCore 2 duoも高いし(E4300でも8000円ぐらい)、コストパフォーマンスの高いPentium Dual-Core(E2160で5500円ぐらい)でギリギリかなって思った矢先に、Celeronでいいんじゃね?ってことで調べてみると2GのE1400が4800円だったので決定しました。

となると、次はマザーと電源(古い電源で12V4ピンが無かったため)ということで楽天なんかで探しました。最近のマザーってATXが少ない?との印象で、安く収めるためにMicroATXマザーを調べると、ASUSのP5GC-MX/1333がコストパフォーマンスが良いとのことで、価格.comでは満足度が低いけど気にしません。メモリは手持のDDR2の1Gが2枚余っていたのでそれをチョイスして、ビデオはオンボードでも良かったのですが、あまりにもしょぼいので、安めのLeadtek WinFast PX8400GSもついでに購入しました。電源は少し(少しどころじゃないかも?)不安があるabee ZU-360Bにしてみました(予算の限界)。あと購入したのは、WindowsXPのDSP版ぐらいです。

かなり省略して書きましたが、これで一応全てのパーツが揃いました。久々にAthlonXP1400+のパソコンを見てみると、懐かしい比較的良いケースのWindy A350でした。

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とりあえず、AthlonXP+マザー一式を取り外し、購入したものを30分ぐらいで組み上げました。DVDドライブもROMドライブ+R/RWドライブの2つもそのまま残し、FDD、USBハブもそのままにしました。ただし、IDE接続のHDDについては、DVDドライブ2つということで、SATAに変換するキット(3.5インチSATA-IDE SATAドライブ変換基板)を購入し、SATAを有効に利用するようにしました。あとは購入していたWindowsXPをインストールし、ドライバをゴニョゴニョして完了しました。

それに17inch(メーカー忘れた)ディスプレイを付属し、結局6万円となりました。うーん、どたばたでよく計算しないまま譲りましたが、これで良かったのでしょうか。まぁいらないパーツ等々処分できたので良しにしようと思います。危ないパーツもいくつかあった気もするけど気にしない気にしない。

最終構成

ノートパソコン
 ○ASUS S5200(S5N)・・・手持中古
  ・HDD250Gに換装済、 メモリ256M+512M、Lバッテリ
  ・外付けCD-R/RWドライブ(PLEXWRITER52/24/52U)・・・手持中古
  ・マウス(Microsoft Wireless Notebook Optical Mouse 3000
デスクトップ
 ○マザー(ASUS P5GC-MX/1333
 ○CPU(Celeron E1400)
 ○メモリ(PC2-5300 1G 2枚)・・・手持中古
 ○ビデオ(Leadtek WinFast PX8400GS
 ○HDD(メーカー不明 IDE→SATA変換 250G)・・・手持中古
 ○電源(abee ZU-360B
 ○ケース(Windy A350)・・・手持中古
 ○ドライブ(メーカー不明 DVD-ROM, DVD-R/RWドライブ)・・・手持中古
 ○OS(WindowsXP SP3)
 ○ディスプレイ(おそらくMitsubishi?17inch)・・・手持中古

PC

ポストドクターの採用枠を新設?

2 月 20th, 2009

ポストドクターの採用枠を新設 アークレイ 研究開発力強化へ

 医用分析装置メーカーのアークレイ(京都市中京区)は、不安定な身分のまま大学や研究機関で活動を続けているポストドクター(博士研究員)の採用枠をこのほど新設した。

 ポストドクターの高い専門性を活用し、研究開発力を強化する狙い。大学や研究機関に所属するポストドクターは全国で約1万6000人に上るといい、アークレイはキャリア形成の支援にも役立つとみている。

 4月以降に年間5-10人を採用する計画で、このほど募集を始めた。化学や物理、機械、電気、ソフトの研究者が対象。雇用形態は有期雇用が原則だが、本人が希望すれば無期に切り替える。 

産総研による若手研究者の人材育成・輩出

独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)は,平成20年(2008)年7月に開校した産総研イノベーションスクールの研修生数を平成21年度には60人と今年度に比べて6倍と大幅に拡充する。同スクールは大学院で博士号を取得した博士研究員(通称,ポスドク)を特別研究員として採用し,さまざまな研修を経て企業などで活躍できる人材を育成する機関として設けられた。現時点での予定では,2009年1月26日に研修生の公募を始め,2月13日に締め切る計画。2月下旬に研修生を選抜し,3月から研修を始め,2010年3月に修了する予定である。今回の拡充は平成20年度の第2次補正予算の「若手研究人材の正規就職支援事業」として実施される。

理工系博士号持つ“非正規”、経産省が就職支援?

経済産業省は、博士号を取得しても定職に就けず、非正規労働者の位置付けで研究を続ける理工系の「ポストドクター」(ポスドク)の就職支援に乗り出す。高度な専門知識を持ちながら就職難に苦しむ若手研究者に4月から約1年間、民間企業で働く機会を設ける。実力が認められれば正社員への道が開けるという。1月下旬から約200人の若手研究者の公募を始め、2月下旬に書類審査や面接を行う。このうちポスドクは60人で、独立行政法人の産業技術総合研究所と、家電や情報通信、食品などの企業との共同研究に研究職として参加してもらう。また、理工系の学部・修士卒も130人を募集し、先端分野で利用する高度な実験装置や試験設備を操作する研究支援職での雇用につなげる。研究関連の事務職でも10人を採用する。博士号取得者は増えたものの、大学や公的研究機関の定員は十分増えていない。このため博士号取得者の約4割が定職に就けず、ポスドクの数は06年度で約1万6000人に達している。

diary

研究者のポスター作成ソフト選び

2 月 19th, 2009

学会発表を行うにあたって、口頭発表(Oral)とポスター発表(Poster)を選択する場合が多いと思います。最近では、両方を行う学会も増えているようです。今回の記事では、そのポスターを作る際にどのソフトを使っているのか、自身の体験も含めて自己整理のために記録として残したいと思います。

まず、いつも通りGoogle先生を使って研究者がどんなソフトを使っているのか少し調べてみますと、人力検索はてなでアンケートをとられていたので紹介します。

Windowsユーザーの研究者の方にお伺いいたします。学会などでのポスター発表のとき、どのソフトを使ってポスターを作っていますか?

なんとも記事と直結したアンケートで少し驚きました。100サンプルと少ないですが、やっぱり半数以上の方がPower Pointを使っているようです。他の選択肢としては、Word 、Illustrator 、Photo Shop の順で多かったようですが、順位はともあれこの4つのソフトを概ね使っておられるようですね。zoobioの身近では、PowerPoint が最も多く、次にIllustrator、中には花子を使っている方もいます。じゃどれを使ったらええの?ってことで少しばかり整理してみます。

■ポスターのサイズ

zoobioの経験したポスター発表でのサイズは、900×1500、900×1800が多いようです。どのソフトを使っても拡大すれば関係ないんじゃね?と思われるかもしれませんが、写真やグラフなどの画像の扱いによっては、非常に残念な見た目になるので、できればソフト上でも同一のサイズで作成されたほうが無難です。また、上のアンケートで半数以上の方が使われていたPower Pointでは、1400程度(MAC版やヴァージョンの違いにより異なる)に上限がありますので、それを超えるページサイズは作成できません。また同様にWordではさらに上限が厳しくなります。今調べてみると花子でも1200が上限のようです。その点ではIllustrator、Photo Shopともに優秀で、サイズに上限がありません(どこかで上限があるかもしれませんが、2000でも作成可)。

■ポスターの綺麗さ

上でサイズ的に有利であったIllustratorとPhoto Shopですが、前者はドロー系、後者はペイント系で、ポスターではドロー系が有利です。その違いは、ペイント と ドローを見て頂くとわかり易いと思います。ただし、Illustratorで作成したaiファイルを印刷できる環境がなければ、PDFに変換するしかないですが、それでは折角のベクターデータも意味がなくなります。じゃどうすんの?ってことですが、Power Pointを使うのが楽でしょうね。上と言っていることが矛盾していますが、例えば、900×1500以内の場合、Power Point 2007では、900×1440ぐらいまで伸ばせますのでそれで我慢する、450×750サイズで作成し縦横2倍に拡大する(特に整数倍じゃなくてもよい)、のどちらかでしょうか。拡大しても2倍程度ならそれほど気にならないですしね。

■結局はPower Pointが楽のまとめ

ごちゃごちゃと書きましたが、ポスターを作製するためのソフト選びとして、以下にまとめてみます。

○Power Point→1400の制限、サイズの我慢、拡大で対応可
○Word→話にならない・・
○Illustrator→サイズ制限無し、ドロー系で綺麗、印刷環境次第
○Photo Shop→サイズ制限無し、ペイント系で内容次第?
○花子→1200の制限、サイズの我慢、拡大で対応可

楽なのはPower Point、環境次第でIllustratorでしょうか。まぁこんな議論よりも研究内容をしっかりしろよ!という話には耳が痛いzoobioでした。

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大学非常勤講師の現状を眺めて

2 月 18th, 2009

今朝、たまたま見かけたHPを紹介します。

大学非常勤講師の実態と声 2007

  • 55%が女性,45%が男性.
  • 76%が日本国籍,24%が日本以外の国籍.
  • 平均年齢は,45.3歳.
  • 平均年収は,306万円で,44%の人が250万円未満.
  • そのうち授業・研究関連の支出の平均は,27万円で,ほとんど公費は出ていない.
  • 平均経験年数は,11年
  • 平均勤務校数は,3.1校,平均担当コマ数は,週9.2コマ.
  • 専業非常勤講師の96%が,職場の社会保険に未加入で,75%が国民健康保険,15%が扶養家族として家族の保険に入っている.国民健康保険料は,平均26.4万円 (平均年収の8.6%) と高額で,国民年金保険料 (年166,320円) とあわせると,年収の13%.非常勤先で社会保険加入を希望する人は,79%.
  • 雇い止め経験のある専業非常勤講師は50%.
  • 専業非常勤講師のうち,非常勤講師に労災保険が適用されることを知っているのは27%,年次有給休暇の制度がある大学もあることを知っているのは24%.
  • 大学非常勤講師の労働・教学条件について不満のある専業非常勤講師は95%で,特に,雇用の不安定さ,低賃金,社会保険未加入,研究者として扱われないことなどに,不満を持つ人が多い.

2007年に関西圏大学非常勤講師組合が行ったアンケート調査結果です。平均経験年数は11年ということは、40歳前後ですよね。雇用の不安定さや低賃金は仕方ないにしても、保険については重大な問題です。zoobioは、独立行政法人某研究所所属で、賃金はべらぼうに安いですが、社会保険には加入できている分、良い環境なのかもしれません。特に掛け持ちされている非常勤講師の方は、研究できる環境があるのとないのとでは、雲泥の差のように感じます。アンケート調査結果には、生の声がたくさん掲載されていますので、厳しい現状をうまく乗り切るヒントが見つかるかもしれません。
高学歴ワーキングプア

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安定同位体スコープで覗く海洋生物の生態―アサリからクジラまで

2 月 14th, 2009

安定同位体スコープで覗く海洋生物の生態
安定同位体スコープで覗く海洋生物の生態―アサリからクジラまで

I. 安定同位体比手法とは
  1章 安定同位体比分析を始める人たちへ(高井則之・富永修)
  2章 濃縮係数の変動性-魚類を例として(石樋由香・横山寿)
  3章 安定同位体比を用いた餌料源の推定モデル(笠井亮秀)
  4章 浜名湖におけるアサリの食物源 (青木茂)
  5章 河口汽水域を利用する魚類の食物源(伊藤絹子・掛川武)
  6章 干潟におけるシギ類の食物源としての底生微生物皮膜(桑江朝比呂)
II. 資源生態研究への応用
  7章 小型浮魚類の生態研究への応用-イワシ類を中心に(田中寛繁)
  8章 溯河性魚類による陸域生態系への物質輸送(帰山雅秀・南川雅男)
IV. 回遊機構の推定
  9章 有明海筑後川河口域におけるスズキの初期回遊生態(鈴木啓太・田中 克)
  10章 海鳥類・海亀類の回遊と摂餌特性(南浩史・清田雅史・宮本 波)
  11章 北西太平洋におけるミンククジラの摂餌回遊(三谷曜子・坂東武治)

安定同位対比は、自然界の物質循環を解析するための指標として、生態学・海洋学など、各方面で活用されていますが、応用例を総括した書は少ない。そうしたことにふまえ、本書は応用例を豊富に取り入れた安定同位体研究の入門書として出版されています。

元素の同位体比が示すもの

炭素安定同位体比は、食性の履歴
炭素同位体比は、動物の食物の履歴として重要です。 例えば牛や、家畜動物が食べた餌(牧草、穀物飼料等)は、動物の組織を構成する分子に取り込まれます。 このため、動物の組織の炭素安定同位体比は、食性を示す重要なものです。 炭素同位対比を分析すれば例えば糖類の由来(異性化糖か、はちみつ等のC3植物由来の糖かといった由来の違い)や動物の飼料(トウモロコシか、牧草か)の履歴などが明らかになります。 また同じC3植物でも生育状況での環境ストレスによる差が認められ、生育地域の特徴ともなります。
窒素安定同位体比は、窒素源の由来
窒素安定同位体は、土壌中の窒素の由来を示します。 そこで植物の窒素安定同位体比は、土壌窒素の由来を示す指標となります。 この為、農法の判別などには有効な指標となります。 ただし、根粒菌などの空気中の窒素を固定する細菌を有するマメ科植物の場合は、窒素源は、空気中の窒素と土壌中の窒素の両方に依存します。 この場合、空気中の窒素固定による窒素同位体比は、大気と同じという事になりますから、有機肥料などの影響は受けにくくなるので、注意が必要です。
酸素・水素安定同位体比は、生育環境・地域の履歴
一方、植物の組織を構成する分子中の酸素は、生成過程で、植物体内の水分子中の酸素が使われます。 つまり、植物の組織中の酸素安定同位体比は、植物が育った環境の水の安定同位体比を引き継ぎます。 このため、同じ植物の品種でも育った地域の水の安定同位体比の特徴が体内に残ります。 動物も同様に飲用水として取り込む環境中の水が体組織の分子に取り込まれます。

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