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環境修復

海洋(水域)のうつろ

普段、海に関する学術的な本ばかりで飽き飽きしていたところ、懐かしい技術名にブツカッタので購入してみました。

海洋(水域)のうつろ
海洋(水域)のうつろ

1 総則(「海洋のうつろ」の定義、「海洋のうつろ」の概要 ほか)
2 「海洋のうつろ」の機能(「海洋のうつろ」の水質浄化機能、「海洋のうつろ」による外水域の浄化機能 ほか)
3 「海洋のうつろ」の応用(「海洋のうつろ」の浮体構造物への応用、干潟への応用 ほか)
4 「海洋のうつろ」が実施に至らない問題点(「人工ラグーン」と「海洋のうつろ」の相違)
5 「海洋のうつろ」を利用した構想及び提言(「海洋のうつろ」の潮流発生装置を利用した治水と航路の維持浚渫構想、「海洋のうつろ」を利用した越前くらげ対策 ほか)

沿岸域の環境修復を目的とした技術開発が進められていまして、本書は先駆的な技術の一つを紹介したものです。特に知っている人には懐かしく感じるかもしれませんが、礫間接触酸化法という技術を応用した技術です。

ぱらぱらと本を読むと・・・。

パンフレットのような技術紹介が続き、科学的根拠は?知見は?といったところの記述があまりにも乏しいと感じました。購入前には、物質循環を中心に議論がなされているものだと思っていましたが ・・・。

ということで、著者の思想は十二分に伺えるので、興味のある方は買ってみてもよいかもしれません。

あなたが世界を変える日

今朝の記事で紹介したハチドリのひとしずくに影響を受けて、あなたが世界を変える日という本を読みました。

あなたが世界を変える日
あなたが世界を変える日

1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。 

環境問題に対して、たった一個人が出来ることは極々わずかです。

ただ、どんなことでもいいから、何か一歩行動することが大事で、机の上での考えは評論家に過ぎません。

何かなんでもよいので自分で出来ることを始めてみませんか。

ハチドリのひとしずく

おはようございます、zoobioです。

今日紹介する本は、ある若手研究者から紹介を受けて買ってみたものです。

ハチドリのひとしずく
ハチドリのひとしずく

アマゾンの森火事に、ハチドリは1滴ずつ水を運んで立ち向かった。私たちも自分の1滴を見つけて踏み出そう。小さな力の大切さを教えてくれる、南米アンデス地方の古くて新しい話から始まる。

 

現代は、「できること」よりも「してはいけないこと」に縛られていると考えています。

地球環境問題でも同様に、CO2を排出してはいけない、ゴミを捨ててはいけない、海を汚してはいけない、などが挙げられます。

このハチドリは自分たちを棲みかとなる森が燃えてしまっている、直面した問題の中でいま何ができるかを考えて行動しています。

巻末には、各分野の著名人の感想が記されており、大変興味深い内容となっています。

この本は環境問題に携わるたくさんの人に読んでいただきたい。

閉鎖性海域の環境再生

自然再生、環境修復といった自然環境を取り戻す取組みが各地でなされています。

おはようございます、zoobioです。

今回紹介する本は、そういった取組みを紹介しつつ、どこに着眼点を置くべきかを解説されています。

閉鎖性海域の環境再生
閉鎖性海域の環境再生

1章 環境再生に対する考え方と取り組み
2章 土木工学的アプローチ―東京湾を例にして
3章 大阪湾での環境再生と環境修復技術
4章 広島湾生態系の保全と管理
5章 有明海・八代海の環境再生―熊本県のとりくみ
6章 有明海泥質干潟に対する浮遊系―底生系結合生態系モデルの適用
7章 浜名湖の環境と保全への取り組み
8章 宍道湖におけるヤマトシジミ生産環境の保全
9章 英虞湾再生プロジェクトの展開と将来展望

 

日本における主要三大閉鎖性内湾である東京湾、大阪湾、広島湾での取り組みを紹介し、また近年社会的問題のある有明海や、浜名湖、宍道湖、英虞湾などのプロジェクトについても解説されています。

自然を取り戻す技術開発は、個々で進められている一方で、プロジェクトを実施するにあたっては、各海域での地域住民との連携がポイントとなります。

特にそういったプロジェクトが直接影響与えるのは、第一に漁業従事者で、実生活に関わる経済的な問題といえます。

さらにそれらの取組みは、海に直接関わる人々だけではなく、その地域での住民の協力なくしてありえず、産学官民の協議や合意形成を行う場が必要となります。

この本では、このようなそれぞれの立場での主張や合意についても触れられていまして、これからの自然と取り戻す取組みに必要不可欠な考え方を解説されています。

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海の環境微生物学

お腹が空いてきました、zoobioです。

今回は海洋生物に関する本を紹介したいと思います。

海の環境微生物学
海の環境微生物学

1章 環境微生物学の基礎
2章 海洋の生物環境における微生物の役割
3章 特定環境における海洋微生物の役割
4章 海の富栄養化の現状
5章 人工有機化合物による海洋汚染の現状と水生生物への影響
6章 海洋環境の保全のための微生物による環境修復
7章 組換え微生物の環境放出の防止

 

微生物はその名のとおり微細な生物で、原核生物や真核生物、ウイルスやワムシのようなごく小型の動物も含まれています。

その役割は、植物のように光合成するものや生物の死骸などの有機物を分解するもの、大型の微生物では小型の微生物を捕食するものなど様々です。

その中でも私の研究上での注目は、分解者としての微生物で、その過程は有機物から無機物へ変化させることやさらに海水中の酸素を消費することなど、海の物質循環の一部を担っています。

特に近年の環境問題の一つである貧酸素水塊は、微生物の活動がポイントとなります。

本書では、海の物質循環を考える上での微生物の活動に関して詳しく論じられていまして、環境修復へのアプローチも提案されています。

海の微生物を勉強したいと考えている方に紹介したい一冊です。

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